現代で左官が必要とされる理由
こんにちは!京都府京都市の株式会社中西工業です。
弊社では京都市を中心に、京町屋再生や外装左官などのさまざまな左官工事を京都の各地で行っております。
このコラムコーナーでは、弊社が培ってきた左官に関する知識や技術、人材育成のノウハウなどに関連した情報や豆知識を発信しております。
今回は、「現代で左官が必要とされる理由」についてご紹介しましょう。
芸術的な外観

みなさんは左官の技を見たことがありますか。
見たことがある人なら誰しもが、その手さばき、壁の造形の芸術性に見惚れた経験があるのではないでしょうか。
塗り壁の良さは、そのなんともいえない品と落ち着き、たおやかさにあると思います。
左官職人によって仕上げられた土壁や漆喰の壁がなぜか見る人を人をほっとさせるのは、伝統的な技の集大成であるからかもしれません。
健康を司る内壁
近年、シックハウス症候群などの住環境アレルギーが問題になっています。
その問題を解決する方法のひとつが、内壁を塗り壁に変えることです。
塗り壁には多種多様な効果があります。
たとえば、部屋の湿度調節から、有害物質ホルムアルデヒドの吸着、抗菌、防カビ効果、部屋の匂いを抑える作用まで、実に様々です。
健康の側面からも左官による壁の良さが見直されて、需要が高まりつつあります。
伝統を守り伝える

今でこそ日本国内外で評価の高い左官の技ですが、廃れそうになった過去があります。
便利さや効率性に重きを置いていた時代には、乾燥や硬化に時間がかかる塗り壁が敬遠されました。
そのため職人の数も減り、伝統的な職人の技が埋もれそうになってしまったわけです。
その後、左官の技や塗り壁の良さが見直されて現在に至ったわけですが、二度とそのようなことが起こってはならないということを肝に銘じています。
伝統の技を守り伝えていくためにも、現代においての左官のあり方というものを常に追求していくことが必要だと考えています。
ここまで、「現代で左官が必要とされる理由」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
本コラムを読んで、左官の仕事にご興味を持っていただければ幸いです。
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弊社では一切を問わず経験者から未経験者まで広く大歓迎いたします。
とはいえ、未経験の方の中には、左官工という専門的な業種に挑戦をためらってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、どんなベテランも最初は皆ゼロからのスタートです。
弊社の代表もそれを十分理解しているからこそ、万全の教育体制の中でちゃんとサポートを行います。
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